私たちの体は、私たちが食べたもので作られます
私たちが食事をして体内で分解された成分は、血液やリンパに含まれて体内細部にいきわたり、基幹となる骨の生成や日々の内臓機能の運動などを実現しています。
私たちが口にしたものは、
「どんな材料を使って」「どういった調理をされたのか」

そして、
「食べてからどのように体の一部になるのか」

それは、
「体にとってよいものなのか」
「悪い影響はないのか」
ある程度知った上で食べるのと、知らないまま食べるのとでは、長く付き合っていく自分の体にとって歴然とした違いがでてきます。
食べるものにどのようなものが含まれているかを知る
近年、医療技術の発達により、多くの傷病の治療が可能となり私たちの平均寿命や健康寿命は延びました。
それと同時に食品業界の企業努力の結果、技術研究も向上して、おいしさを感じる様々な成分が含まれるようになりました。
その中には、本来体に影響を及ぼす成分でも、大量に口にせず多少であれば影響が少ない成分もあり、私たちのまわりには安くておいしい食品が店頭に並んでいて、簡単に手にすることができるいま、知識を得た上で自分でコントロールすることが大事になります。
食品成分表をチェックして
今、私たちが扱う放送された食品には原材料や栄養成分がラベルに表示されていて、どういったものが含まれているかを見たことがあると思います。
これらをおおまかにでも把握して、日ごろ食べるものを意識することで、自分の体に適した食事を心がけることができ、長く健康に過ごすことができます。
食べたものがどんな栄養になるの?
消化・分解・吸収によって体を構成する成分をつくり、体内でエネルギーを生み出しています。
医食同源
“医食同源”ということばがあります。
食事のバランスを考える
個々の食事の栄養を知ることは大事ですが、基本的には1日3食の成分を総合してバランスをとれば、多少偏った食事をしたとしても問題はありません。
食事をコントロールしながら楽しむことが大事
体に良いものだけ食べ、体に影響のあるものを排除する生活は理想的ですが、今の時代はそういったことが難しく、知らずに口にすることがほとんどです。
1日の栄養バランスが狂った状況が長く続けば、体への影響が徐々に表れて支障をきたすようになります。
おいしい食事の時間を過ごすことも人生では重要で、ストレスをためないよう幸せな環境に身を置くことが大事なのではないでしょうか。
「汝の食事を薬とせよ、汝の薬は食事とせよ。食べ物で治せない病気は、医者でも治せない」 ~ヒポクラテス